ピースの又吉さんが芥川賞を受賞されるなど文学界が盛り上がった今年。
数々の名作が教科書に載るなど今でも愛される文豪の作品ですが、
実はそんな文豪たちの遺品の中に厳格なイメージを覆してしまいそうなものが近年数々の見つかっているそうです。
そこで今回(2015年12月3日)放送の『マツコ&有吉の怒り新党』の新三大○○調査会は、
『文豪たちの後世に残ってしまった恥ずかしいもの。』が紹介されました!
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◆新三大『文豪の後世にうっかり残ってしまった恥ずかしいもの』
《①谷崎潤一郎の『恋文』》
まず一つ目は谷崎潤一郎の『恋文』!
その芸術的な文章から近代文学を代表する作家ともいわれる谷崎潤一郎ですが、
こと恋愛となると少し偏った傾向があったようなのです。
谷崎が41歳の時に出会った17歳年下の女性『根津松子』と300通以上のやり取りを行った恋文の内容をまず見てもらいましょう。
以下手紙の内容…
「昭和7年10月7日 潤一郎より松子
御主人様、どうぞお願いでございます。ご機嫌をお直し遊はして下さいまし。
夕べは帰りましてからも気に掛かりまして又お写真の前でお辞儀をしたり掌を合わせたりしてお腹立ちが癒えますようにと。」
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何と、17歳も年下の松子を”御主人様”と呼ぶ谷崎w
松子は何やら相当怒っているようで、谷崎は許しを懇願しているのです。
この他にも、
「先達、泣いてみろとおっしゃいましたのに泣かなかったのは私が悪う御座いました。
東京者はああいうところが強情でイケナイなのだということがよく分かりました。
今度から泣けとおっしゃいましたら泣きます。」
と自分の身分をひたすら下に置いたドM謝罪文が続き、
最後はこう締めくくられるのです。
「お気に召しませぬ時はどんなに虐めてくだすっても結構でございます。」
これが41歳の男が17歳年下の女性に宛てた恋文とは…w
M的な内容はこれだけにとどまらず、
「私を虐めてやるのが面白いとおっしゃっいましたが、どうぞどうぞ御気に召しますまでお虐め遊ばして下さいまし。」
「体も心も差し上げました私でございますから、どんな辛抱でもご奉公でもいたします。どこまで私があなた様に忠実であるかお試しになって下さいまし。」
「肉体的にも精神的にも奴隷として頂くことは、やはり常人には容易に掴めぬ一つの幸福だと存じます。」
奴隷に幸福を感じる。
このような内容が数え切れないほど続くそうです。
ちなみに、こんな奇抜な恋文ですが、その後二人はめでたく結婚したそうですw
さらに!結婚後も谷崎が死ぬ間際まで30年以上も続いたんだとか・・・w
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