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《②川端康成の『失恋レター』》
『伊豆の踊り子』・『眠れる美女』など女性を中心に描くことに長け、
日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成ですが、
愛する女性とのラブレターに残されたある事実に文学界が驚愕しました。
まず川端康成の短編『非常』にて、
「おなつかしき友二様。
お手紙ありがとうございました。
私は今あなた様におことわり致したいことがあるのです。
私はあなた様と固くお約束をいたしましたが、私にはある非常があるのです。
それをどうしてもあなた様にお話することが出来ません。」
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と主人公が恋人にフラれるシーンがあるのですが、
この内容が川端本人が恋人『初代(はつよ)』から受け取った手紙の内容と全く一緒なのです!
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このように、今まで川端の創作だと思われていた作中の手紙の文面は恋人にフラレた手紙をそのまま作品にしていたのです!
しかも川端作品には他にも主人公が手紙でフラれるものがあり、
そのどれもが私生活でもらった手紙そのものを登場させていたようです!
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